四季報記者が選んだ新年度大バケ期待の15銘柄(3月5日発表)

三井ハイテク <6966>
24年1月期の連結経常利益を従来予想の158億円→217億円に37.3%上方修正。減益率が30.3%減→4.3%減に縮小する見通しとなった。電子部品事業の受注が想定を下回ったものの、電機部品事業の堅調な推移や円安のプラス影響でカバーした。為替差益が発生したことも利益を押し上げた。

ブロードマインド <7343>
配当方針を変更し、25年3月期から27年3月期まで配当性向100%を目標に設定。また、中期経営計画を策定。34年3月期に売上高200億円(24年3月期計画は53億円)、営業利益率20%超(同14.2%)を目指す。

モビルス <4370>
資本業務提携先のテクマトリックス <3762> との提携関係を強化。テクマトがモビルスの筆頭株主であるラン・ホアン氏の全保有株を取得する。モビルスはテクマトの持ち分法適用関連会社となる。

タカショー <7590>
24年1月期の連結経常利益は前の期比74.5%減の2.5億円に落ち込んだものの、続く25年1月期は前期比2.5倍の6.1億円に回復する見通しとなった。今期はプロユース事業でDX型販売促進の展開によるブランド力の向上と営業活動の強化を図るほか、ホームユース事業では好調なeコマース分野の販売強化などに注力し、13.6%の増収を見込む。