四季報記者が選んだ新年度大バケ期待の15銘柄(2月26日発表)

サンテック <1960>
24年3月期の連結最終損益を従来予想の3000万円の赤字→2億6000万円の黒字(前期は4億3600万円の黒字)に上方修正し、一転して黒字に浮上する見通しとなった。保有する投資有価証券の売却に伴い、売却益4億1900万円を計上することが要因。

サイバーセキュリティクラウド <4493>
発行済み株式数(自社株を除く)の1.53%にあたる14万1800株(金額で4億円)を上限に、2月27日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買いを実施する。

塩野義製薬 <4507>
出資先のViiV社が抗HIV治療における持効性注射剤Cabenuvaの第3相臨床試験の中間解析結果を報告。ウイルス量の抑制に関して、毎日服薬が必要な経口治療に対するCabenuvaの優越性を確認。

レボリュー <8894>
 24年10月期の連結経常損益を従来予想の1.9億円の赤字→3.8億円の黒字(前期は4億円の赤字)に上方修正し、一転して黒字に浮上する見通しとなった。富裕層向け不動産プロジェクト「絶景JAPAN」物件の売却や仲介による手数料の獲得などで、売上高が計画を92.5%も上回ることが寄与。徹底したコスト削減効果も上振れにつながる。