四季報記者が選んだ新年度大バケ期待の15銘柄(2月28日発表)

四国化成ホールディングス <4099>
発行済み株式数(自社株を除く)の12.2%にあたる620万株(金額で107億5700万円)を上限に、2月29日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買いを実施する。取得した自社株は3月8日付で全て消却する。

サーバワクス <4434>
24年2月期の連結経常利益を従来予想の5.9億円→9.1億円に54.1%上方修正。従来の4.6%減益予想から一転して47.0%増益を見込み、2期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。今期業績の上方修正は昨年10月に続き、2回目。AWSとの戦略的協業契約をはじめとした積極的な事業展開を背景に顧客のクラウド利用が増加しているほか、為替の円安基調も追い風となる。

橋本総業ホールディングス <7570>
発行済み株式数(自社株を除く)の2.2%にあたる45万株(金額で5億8005万円)を上限に、2月28日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買いを実施する。

 菊水HD <6912>
24年3月期の期末一括配当を従来計画の38円→43円(前期は38円)に増額修正した。今期の業績動向や財務状況などを踏まえ、株主への利益配分を増やす。期末配当利回りは3.12%に上昇。権利付き最終日を約1ヵ月後に控え、配当取り狙いの買いなどが期待される。