四季報記者が選んだ新年度大バケ期待の15銘柄((3月2日更新))

ファーマフーズ <2929>
24年7月期第1四半期(8-10月)の連結経常損益は6億円の黒字(前年同期は21.8億円の赤字)に浮上し、通期計画の33億円に対する進捗率は18.3%となった。直近3ヵ月の実績である8-10月期(1Q)の売上営業損益率は前年同期の-12.9%→3.7%に急改善した。

アイル <3854>
24年7月期第1四半期(8-10月)の連結経常利益は前年同期比56.8%増の11.4億円に拡大して着地。主力のシステムソリューション事業で製販一体体制をはじめとした利益向上施策の継続によって案件回転率が向上し、売上高、経常利益ともに四半期ベースの過去最高を更新した。経済活動の本格再開を背景とした旺盛なDX需要を確実に取り込んだ。

HEROZ <4382>
24年4月期上期(5-10月)の連結経常利益は前年同期比5.6倍の2.1億円に急拡大して着地。AI/DX事業でLLM(大規模言語モデル)関連案件の増加や大型案件の獲得などによってBtoBサービスが大きく伸びたほか、直近の将棋ブームを追い風にBtoCの将棋ゲームも安定した収益を確保した。また、前期第2四半期に連結子会社化したバリオセキュアとストラテジットの業績上積みも収益を押し上げた。

ホットランド <3196>
発行済み株式数(自社株を除く)の2.31%にあたる50万株(金額で9億6300万円)を上限に、12月8日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買いを実施する。また、コシダカホールディングス <2157> と資本業務提携。アミューズメント・飲食分野を中心に連携する。