四季報記者が注目する2023年9月大化け期待の20銘柄(9月2更新)

 Laboro.AI<5586>
取引終了後に23年9月期第3四半期累計(22年10月~23年6月)の単体決算を発表した。売上高は10億2000万円、経常利益は1億6300万円で着地した。経常利益は通期計画(1億6000万円)を上回っており、材料視されたようだ。

カワセコンピュータサプライ<7851>
3万株(自己株式を除く発行済み株数の0.64%)を上限に、18日朝の東京証券取引所の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)で自社株を取得すると発表。これが手掛かりとなったようだ。買い付け価格は17日終値の206円。東証の自己株式立会外買付取引情報によると、カワセコンピは18日に買い付けを実施。買い付け数量3万株に対し、約定数量も3万株となった。

 三菱UFJフィナンシャル・グループ <8306>
24年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比2.8倍の7255億円に急拡大した。

<4592> サンバイオ
国内SB623慢性期外傷性脳損傷プログラムの製造販売承認について、施策を講じた直近の製造で収量の改善が確認できたと発表している。これまで申請時点と比較して収量が減少する点が課題とされていた。今後、追加製造と並行して生産関連の審査に適時適切に対応し、今期中の承認取得を目指す。SB623は、健康成人骨髄液由来の間葉系間質細胞を加工・培養して作製されたヒト(同種)骨髄由来加工間葉系幹細胞。