イトクロ <6049>
20年10月期第3四半期累計(19年11月-20年7月)の連結経常利益は前年同期非連結比38.0%減の9.3億円に落ち込んだ。
併せて、非開示だった通期の業績予想は経常利益(非連結)が前期比23.5%減の11億円に減る見通しを示した。
<9984> ソフトバンク
2割超の急落となったテスラを中心に、IT・半導体関連の主力銘柄が軒並み安、引き続き手仕舞い売り圧力が強まる状況となっている。米主要ハイテク株の下落により、ビジョンファンドのパフォーマンス低下が懸念される形のようだ。直近で行ったとされるオプション取引のポジション状況などにも不透明感残り、積極的な押し目買いも手控えられている。
フリービット <3843>
21年4月期第1四半期(5-7月)の連結経常利益は前年同期比2.0倍の5.8億円に急拡大して着地。新型コロナウイルスの感染拡大によるテレワーク需要の高まりを背景に、MVNO支援パッケージをはじめとする通信インフラサービスが好調だったことが寄与。お薬手帳アプリの利用者増加や薬局向けソリューションの顧客獲得などでヘルステック事業が黒字化したことも増益に大きく貢献した。
北の達人コーポレーション<2930>
健康食品や化粧品などを自社企画し、製造をアウトソーシングするビジネスモデルで業績成長路線を続けてきた。21年2月期はコロナ禍により減収減益を見込むが、株価には織り込み済みで徐々に来期以降の回復を買う動きに変わってきた。美容トレンドとして脚光を浴びるマイクロニードルのブームを捉え「ヒアロディープパッチ」が大ヒットし収益に貢献している。
ヤーマン <6630>
急拡大して着地。巣ごもり消費の増加でECを中心とした通信販売が急拡大し、60.6%の大幅増収を達成した。美顔器など美容健康機器の直販部門でインフォマーシャル(欧米で登場したテレビショッピングの手法)が大きく伸びたほか、テレビ通販会社向けの販売や中国国内のECなどが好調だった。上期計画の16.3億円に対する進捗率は97.2%に達しており、業績上振れが期待される。