四季報記者が注目する2023年大化け期待の20銘柄(7月15更新)

ADEKA <4401>
発行済み株式数(自社株を除く)の0.5%にあたる50万株(金額で12億3500万円)を上限に、5月23日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買いを実施する。

日本プラスト <7291>
3年3月期の連結経常損益は7.4億円の赤字(前の期は2.8億円の赤字)に赤字幅が拡大したが、従来予想の10億円の赤字を上回って着地。続く24年3月期は8億円の黒字に浮上する見通しとなった。前期上振れは為替差益や補助金収入を計上したことが要因。今期は自動車生産が徐々に回復するほか、新車効果も見込まれ、17.3%の増収を計画する。

日新 <9066>
中期経営計画における資本政策の方針を策定。新たに下限配当として株主資本配当率(DOE)2.0%以上を設定するほか、26年度までに100億円程度の自社株買いを実施する。また、26年度までに政策保有株式約50億円の縮減を目指す。

商船三井 <9104>
株主優待制度を拡充。現行制度に加え、毎年3月末時点で300株以上を2年以上継続保有する株主を対象に、オリジナルカタログ(3000円相当のコース)掲載商品を贈呈する。

ステムリム <4599>
4月10日に速報として主要評価項目の達成を公表したレダセムチドの慢性肝疾患を対象とした第2相試験の計画解析が完了。治験の成績を追加報告。