四季報記者が注目する2022年大化け期待の20銘柄(4月4更新)

<4180> Appier
公開価格(1600円)を26.9%上回る2030円で初値を付けた。主な事業はAIプラットフォームの提供。AI技術によってマーケティングとセールス領域で企業の持つデータの活用を進める。21年12月期の営業損益予想は15.51億円の赤字(前期実績は15.78億円の赤字)。売上収益は新規顧客獲得と既存顧客との取引拡大で前期比22.0%増の109.43億円に伸長するものの、上場関連費用などで赤字となる見通し。

近畿車輛 <7122>
米国法人がロサンゼルス郡都市交通局からLRV改造工事50編成を受注。受注金額は総額約1億7000万ドル。また、21年3月期に投資有価証券売却益7億円を特別利益に計上する。

川崎汽 <9107>
21年3月期の連結経常利益を従来予想の500億円→750億円に50.0%上方修正。増益率が6.8倍→10倍に拡大する見通しとなった。今期業績の上方修正は2月に続き、3回目。旺盛な貨物需要を背景に、持ち分法適用会社オーシャン・ネットワーク・エクスプレスが運営するコンテナ船事業の収益が計画を大幅に上回ることが上振れの要因となる。

第一生命ホールディングス <8750>
発行済み株式数(自社株を除く)の15.25%にあたる1億7000万株(金額で2000億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は4月1日から22年3月31日まで。

ランドビジネス <8944>
21年9月期に固定資産売却益4.5億円を特別利益に計上する。また、メーカーズシャツ鎌倉から紳士重衣料およびトラウザーズのカスタムオーダー事業を譲受。