四季報記者が選んだ新年度大バケ期待の15銘柄(12月2日発表)

西日本フィナンシャルホールディングス <7189>
上期経常は一転17%増益で上振れ着地、今期配当を5円増額修正。また、発行済み株式数(自社株を除く)の1.41%にあたる200万株(金額で20億円)を上限に自社株買いを実施する。
シミックホールディングス <2309>
MBO(経営陣が参加する買収)による株式の非公開化を目指す。中村和男社長が代表を務める北杜マネージメントがTOB(株式公開買い付け)を実施する。TOB価格は1株2650円で7日終値を55.9%上回る水準。買い付け期間は11月8日から24年1月4日まで。

あらた <2733>
12月31日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施。また、発行済み株式数(自社株を除く)の3.4%にあたる60万株(金額で30億円)を上限に自社株買いを実施する。今期経常を10%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当を実質増額修正。

SANKYO <6417>
上期経常が71%増益で着地・7-9月期も55%増益。また、発行済み株式数(自社株を除く)の18.56%にあたる1000万株(金額で609億9000万円)を上限に、11月8日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買いを実施する。併せて、発行済み株式数の6.36%にあたる422万2400株を11月30日付で消却すると発表。