四季報記者が注目する2023年9月大化け期待の20銘柄(9月13日更新)

ネクステージ <3186>
23年11月期第2四半期累計(22年12月-23年5月)の連結経常利益は前年同期比12.7%減の77.9億円に減り、従来の23.2%増益予想から一転して減益で着地。
通期計画の245億円に対する進捗率は31.8%にとどまり、5年平均の48.0%も下回った。

 三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>
国内でも物価上昇が顕著となるなか、日銀の超金融緩和策の変更に対する思惑が拭えない状況となってきた。そうしたなか、植田和男日銀総裁のインタビュー記事を前週9日に読売新聞が報じ、イールドカーブ・コントロール(YCC)撤廃やマイナス金利の解除などに対する思惑が広がり、同社株を筆頭とする銀行株全般に買いを誘導している。

ココナラ<4176>
みずほフィナンシャルグループ<8411>傘下のみずほ銀行との間で、法人向けスキル・人材マッチングプラットフォームの運営・開発を行う合弁会社設立について基本合意書を締結したと発表した。

 セルシード<7776>
午前10時30分ごろ、再生医療向け自動細胞培養装置の商業化に向けた開発に関し、ローツェ<6323>子会社のローツェライフサイエンスと協働すると発表。これが買い材料視されている。セルシードが保有する培養容器や培養条件に関する専門性と基本技術を活用し、培養工程の最適化や、細胞の成長と品質の安定化に寄与していく。