2月12日の今買う大化け株

アスコット <3264>
21年9月期第1四半期(10-12月)の連結経常利益は前年同期比4.7倍の7.9億円に急拡大して着地。賃貸マンション開発部門で17物件(前年同期は7物件)を売却したことが収益を押し上げた。

 日本ピストンリング <6461>
21年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常損益は3.1億円の赤字(前年同期は12.2億円の黒字)に転落した。しかしながら、併せて通期の同損益を従来予想の10億円の赤字→2億円の黒字(前期は17.7億円の黒字)に上方修正し、一転して黒字に浮上する見通しとなった。

ミツバ <7280>
21年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比27.1%減の41.8億円に減った。しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の8億円→56億円(前期は68.9億円)に7.0倍上方修正し、減益率が88.4%減→18.8%減に縮小する見通しとなった。

 MTG <7806>
21年9月期第1四半期(10-12月)の連結経常利益は前年同期比33倍の14.3億円に急拡大し、通期計画の14億円に対する進捗率が102.3%とすでに上回り、さらに前年同期の2.6%も超えた。直近3ヵ月の実績である10-12月期(1Q)の売上営業損益率は前年同期の-2.4%→12.9%に急改善した。

 ミズホメディー <4595>
20年12月期の経常利益(非連結)は前の期比62.6%減の4.1億円に落ち込んだが、従来予想の2.3億円を上回って着地。21年12月期は前期比5.0倍の20.6億円に急拡大を見込み、3期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。

2月10日の今買う大化け株

DCMホールディングス <3050>
発行済み株式数(自社株を除く)の3.26%にあたる500万株(金額で50億円)を上限に自社株買いを実施する。

リスクモンスター <3768>
今期経常を23%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も5円増額。創立20周年記念株主優待を実施。21年9月末時点で300株以上を6ヵ月以上保有する株主を対象に、クオカード3000円分を贈呈する。また、3月31日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施する。

フジテック <6406>
今期経常を一転微増益に上方修正、配当も10円増額。また、株主優待制度を新設。毎年3月末時点で200株以上を保有する株主を対象に、株主優待ポイント(保有株数と保有期間に応じて3000~2万5000ポイント)を付与する。

<2315> CAICA
米電気自動車大手のテスラが暗号資産(仮想通貨)のビットコインを15億ドル分購入したと伝えられ、これが買い材料視されている。テスラによる購入を受けてビットコイン価格は急騰し、過去最高値を更新した。CAICAは暗号資産に関するシステムなどのほか、ビットコイン相場を対象とするeワラントも手掛けており、関連銘柄の一角として物色されているようだ。

ユニマット リタイアメント・コミュニティ <9707>
21年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比48.7%減の11.8億円に落ち込んだが、通期計画の12.6億円に対する進捗率は93.7%に達し、5年平均の86.6%も上回った。

2月8日の今買う大化け株

花王 <4452>
今期税引き前は2%増益、4円増配へ。また、発行済み株式数(自社株を除く)の1.5%にあたる700万株(金額で500億円)を上限に自社株買いを実施する。

 TOWA <6315>
21年3月期の連結経常利益を従来予想の24.5億円→34億円に38.8%上方修正。増益率が3.8倍→5.3倍に拡大する見通しとなった。半導体メーカーの設備投資が活発化するなか、半導体製造装置の受注が伸び、売上高が計画を上回ることが寄与。5G関連などの高付加価値製品向け装置の伸長などで採算が上向くことも上振れの要因となる。

ゴルドウイン <8111>
21年3月期の連結経常利益を従来予想の96億円→135億円に40.6%上方修正。減益率が41.4%減→17.6%減に縮小する見通しとなった。スポーツ量販店でのアウトドア業態専門店の新規出店や売り場拡大などが追い風となり、足もとでアウトドア関連ブランドの販売が好調に推移したことが上振れの要因となる。

<6758> ソニー
10-12月期営業利益は3592億円で前年同期比19.7%増、市場コンセンサスを1500億円程度上回った。また、通期予想も従来の7000億円から9400億円、前期比11.2%増にまで上方修正し、7500億円強だった市場予想を大幅に上回った。巣ごもり需要でゲーム事業が好調なほか、イメージセンサーやデジカメなども市場の期待以上に順調に推移した。

 ヘリオスTH <6927>
21年3月期の連結経常利益を従来予想の3億4000万円→5億8000万円に70.6%上方修正。従来の7.9%減益予想から一転して57.2%増益見通しとなった。売上高が計画通りに推移するなか、効率的な製造活動による原価率の改善や販管費の削減が寄与し、採算が大きく改善する。

2月4日の今買う大化け株

花王 <4452>
今期税引き前は2%増益、4円増配へ。また、発行済み株式数(自社株を除く)の1.5%にあたる700万株(金額で500億円)を上限に自社株買いを実施する。

太平洋工 <7250>
21年3月期の連結経常利益を従来予想の65億円→85億円に30.8%上方修正。減益率が41.6%減→23.6%減に縮小する見通しとなった。直近3ヵ月の10-12月期は主要顧客の生産回復や収益改善・固定費削減活動を進めたことで、売上高、経常利益ともに四半期ベースで過去最高を達成した。第4四半期も回復傾向が続くことを想定し、上方修正に踏み切った。

システムソフ <7527>
21年9月期の連結経常損益を従来予想の1億円の黒字→2.5億円の黒字(前期は2.7億円の赤字)に2.5倍上方修正した。1月に吸収合併したfabbitの業績が寄与するほか、システムソリューション事業で受注が順調に推移することが上振れの背景となる。

住友電 <5802>
21年3月期の連結経常利益を従来予想の610億円→830億円に36.1%上方修正。減益率が53.3%減→36.4%減に縮小する見通しとなった。今期業績の上方修正は昨年11月に続き、2回目。自動車関連やスマートフォン関連向け製品の販売が想定より伸びることが寄与。生産性向上や固定費圧縮によるコスト削減効果も利益を押し上げる。

プロルート丸光 <8256>
4-12月期(3Q累計)経常が黒字浮上で着地。また、株主優待制度を段階的に導入。第1弾として毎年3月20日時点で1000株以上を保有する株主を対象に、「カラタスヒートケアシャンプーギフトセット」1セットを贈呈する。

12月21日の今買う大化け株

<6612> バルミューダ
公開価格(1930円)の1.63倍となる3150円で初値を付けた。会社設立は03年3月20日。主な事業は家電製品の企画・製造・販売。20年12月期の営業利益予想は前期比18.9%増の12.74億円。新型コロナウイルス感染拡大の影響で巣ごもり需要が拡大しており、国内を中心に売り上げが堅調に推移すると見込む。第3四半期累計の実績は9.19億円となっている。

<3386> コスモ・バイオ
20年12月期の期末配当を従来予想の10.00円から26.00円(前期末実績8.00円)に増額修正している。年間では18.00円から34.00円(前期実績14.00円)となる。業績や経営環境などを総合的に勘案した措置。同期の純利益予想は前期比126.9%増の5.40億円だが、11月6日に発表した第3四半期累計(20年1-9月)決算では5.75億円となり、通期予想を超過していた。

アクシス <4012>
20年12月期の経常利益(非連結)を従来予想の2億7400万円→3億4900万円に27.4%上方修正。増益率が48.9%増→89.7%増に拡大する見通しとなった。新型コロナウイルス感染拡大による受注への影響が限定的なことに加え、費用の抑制やエンジニアの中途採用がコロナ禍で制限されたことなどが上振れの要因となる。

1447ITbook
静岡県藤枝市及び藤枝ICTコンソーシアムと、地域DX(デジタルトランスフォーメーション)推進に向けた連携協定を締結すると発表しており、これが好感されている。分散型社会への更なる促進や、行政のデジタル化による業務効率化と利便性の高い住民サービスの実現を目指すとしており、地域DX推進に関する専門人材の配置や、学校ICTヘルプデスクの創設などに連携して取り組むとしている。

11月の今買う大化け株

KDDI <9433>
上期税引き前は7%増益で着地。発行済み株式数(自社株を除く)の3.65%にあたる8400万株(金額で2000億円)を上限に自社株買いを実施する。

テノ.ホールディングス<7037>
10月30日の取引終了後、東証が11月12日付で同社株を市場1部に市場変更すると発表しており、これが好材料視されている。発表を受け、TOPIX連動型ファンドの組み入れ需要を見越した先回り的な買いに加え、知名度の高まりや株式流動性の向上を期待する買いが向かった。併せて、21万4300株の立会外分売を実施すること、及び子育て支援事業を展開するオフィス・パレットの全株式を取得し子会社化することも明らかにしている。

 アイティメディア <2148>
21年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結最終利益は前年同期比74.5%増の5.5億円に拡大した。併せて、通期の同利益を従来予想の9.5億円→11.2億円(前期は7.8億円)に17.9%上方修正し、増益率が21.8%増→43.6%増に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終利益は前年同期比22.3%増の5.6億円に伸びる計算になる。

 中山福 <7442>
21年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結営業損益は4億6300万円の黒字(前年同期は7400万円の赤字)に浮上し、従来の2億円の赤字予想から一転黒字で着地。通期計画の2000万円に対する進捗率が2315.0%とすでに上回り、さらに5年平均の48.8%も超えた。

ワコム<6727>
第2四半期の営業利益は前年同期比186.4%増の86.18億円だった。あわせて通期業績予想の修正を発表。営業利益は56~65億円から90憶円(61.7%増)に上方修正た。それでも進捗率は95.7%となり、一段の上ブレが期待されそうである。ディスプレイ製品及びペンタブレット製品の売上高が前年同期を大幅に上回ったほか、オンライン教育及びテレワークの普及に伴う需要増加が追い風。

9月の今買う大化け株

ウインテスト <6721>
今期最終は黒字浮上で17期ぶり最高益更新へ。また、NHK放送技術研究所から次世代技術の研究開発用装置として、センサアレイ評価装置「WTS-311NX」を受注。受注金額は約5000万円。

<4592> サンバイオ
再生細胞医薬品「SB623」の慢性期脳梗塞を対象とした米国でのフェーズ2b臨床試験の追加解析について、投与群の49%に改善が見られ、統計学的に有意な結果が出たと発表している。今回の結果を受け、次のSB623脳梗塞プログラムや脳出血プログラムの国内後期臨床試験の準備を開始した。併せて21年1月期第2四半期決算を発表、累計営業損益は25.70億円の赤字で着地している。

Mマート <4380>
21年1月期第2四半期累計(2-7月)の経常利益(非連結)は前年同期比13.0%増の7800万円に伸び、通期計画の1億5600万円に対する進捗率は50.0%に達し、さらに前年同期の46.9%も上回った。会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した8-1月期(下期)の経常利益は前年同期比0.0%の7800万円とほぼ横ばいの計算になる。

Link-U <4446>
前期経常は7%増で2期連続最高益・5-7月期(4Q)経常は9.5倍増益、今期業績は非開示。また、マッチングサービスを運営するリベラルマーケティングの株式を取得し子会社化する。

ソフトバンク<9434>
14日取引終了後、売り出し価格は1株につき1204.50円で決定した。株式売り出しによる需給悪化懸念を背景に、空売りの増加で株価は下落基調を続けていたこともあり、この日はいったん利益確定による買い戻しも流入している様子だ。23日に受渡日を迎える。ただ、菅政権の発足が見込まれるなか、携帯電話料金の引き下げ圧力が強まるとの観測もあり先行きには警戒感がくすぶっている。

9月14日の今買う大化け株

 イトクロ <6049>
20年10月期第3四半期累計(19年11月-20年7月)の連結経常利益は前年同期非連結比38.0%減の9.3億円に落ち込んだ。
併せて、非開示だった通期の業績予想は経常利益(非連結)が前期比23.5%減の11億円に減る見通しを示した。

<9984> ソフトバンク
2割超の急落となったテスラを中心に、IT・半導体関連の主力銘柄が軒並み安、引き続き手仕舞い売り圧力が強まる状況となっている。米主要ハイテク株の下落により、ビジョンファンドのパフォーマンス低下が懸念される形のようだ。直近で行ったとされるオプション取引のポジション状況などにも不透明感残り、積極的な押し目買いも手控えられている。

フリービット <3843>
21年4月期第1四半期(5-7月)の連結経常利益は前年同期比2.0倍の5.8億円に急拡大して着地。新型コロナウイルスの感染拡大によるテレワーク需要の高まりを背景に、MVNO支援パッケージをはじめとする通信インフラサービスが好調だったことが寄与。お薬手帳アプリの利用者増加や薬局向けソリューションの顧客獲得などでヘルステック事業が黒字化したことも増益に大きく貢献した。

北の達人コーポレーション<2930>
健康食品や化粧品などを自社企画し、製造をアウトソーシングするビジネスモデルで業績成長路線を続けてきた。21年2月期はコロナ禍により減収減益を見込むが、株価には織り込み済みで徐々に来期以降の回復を買う動きに変わってきた。美容トレンドとして脚光を浴びるマイクロニードルのブームを捉え「ヒアロディープパッチ」が大ヒットし収益に貢献している。

ヤーマン <6630>
急拡大して着地。巣ごもり消費の増加でECを中心とした通信販売が急拡大し、60.6%の大幅増収を達成した。美顔器など美容健康機器の直販部門でインフォマーシャル(欧米で登場したテレビショッピングの手法)が大きく伸びたほか、テレビ通販会社向けの販売や中国国内のECなどが好調だった。上期計画の16.3億円に対する進捗率は97.2%に達しており、業績上振れが期待される。

9月11日の今買う大化け株

アイコム <6820>
発行済み株式数(自社株を除く)の0.49%にあたる7万株(金額で1億9012万円)を上限に、9月11日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買いを実施する。

gumi <3903>
21年4月期第1四半期(5-7月)の連結経常利益は前年同期比26倍の10.8億円に急拡大して着地。スクウェア・エニックスとの共同開発タイトル「WAR OF THE VISIONS ファイナルファンタジー ブレイブエクスヴィアス 幻影戦争」が国内外で好調だったことが寄与。費用対効果を重視したプロモーションの実施で広告宣伝費が減少したことも利益拡大につながった。

ポプラ <7601>
ローソン <2651> と共同事業契約を締結。子会社ポプラリテールを設立し、ポプラ、生活彩家、スリーエイトブランドの一部店舗を「ローソン・ポプラ」「ローソン」ブランド店舗に転換して運営する。

アークランド <9842>
21年2月期の連結経常利益を従来予想の110億円→132億円に20.1%上方修正。増益率が5.8%増→27.1%増に拡大し、従来の2期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。新型コロナウイルス感染症の拡大防止需要や外出自粛による巣ごもり商品のニーズを取り込み、上期業績が計画を大幅に上回ったことが寄与。なお、11月末をメドに完全子会社化を予定するLIXILビバ <3564> の業績は織り込んでいない。

イーグランド <3294>
21年3月期上期(4-9月)の経常利益(非連結)を従来予想の1.2億円→5億円に4.1倍上方修正。減益率が76.2%減→2.3%減に縮小する見通しとなった。新型コロナウイルス感染拡大の影響で販売鈍化を見込んでいた期初予想に反して、7月、8月は不動産販売が好転し、売上高が計画を15.5%も上回ることが寄与。居住用物件の販売増加に加え、利益率の高い大型収益用物件を売却したことも上振れに貢献する。

9月10日の今買う大化け株

価値開発 <3010> 

株主優待制度を再開。毎年9月末時点で3000株以上を保有する株主に対し、株主優待ポイントを保有株数と保有期間に応じて3000~12万ポイント付与する。ポイントはこだわりグルメや電化製品、体験ギフトなどと交換できる。20年9月末から適用。

ベステラ <1433>
21年1月期上期(2-7月)の連結経常利益は前年同期比88.9%減の1700万円に大きく落ち込んで着地。大型工事の着工時期が下期にずれ込んだことや人件費の増加が響いた。
併せて、非開示だった通期の業績予想は連結経常利益が前期比2.1倍の2億円に拡大する見通しを示した。プラント解体工事の受注残高や工事案件の引き合いが回復するなか、10.6%の増収を見込む。

アゼアス <3161>
◆21年4月期上期(5-10月)の連結経常利益を従来予想の7000万円→1億5600万円に2.2倍上方修正。減益率が60.2%減→11.4%減に縮小する見通しとなった。新型コロナウイルスの世界的な感染拡大で、防護服を中心とした感染対策用資材の需要が急増し、防護服・環境資機材事業の収益が想定より伸びることが寄与。

Bガレージ <3180>
21年4月期第1四半期(5-7月)の連結経常利益は前年同期比11.4%増の1億7600万円に伸びて着地。物販事業でEC売上高が大きく伸びたことが寄与。新型コロナウイルス感染拡大の影響で5月は大きく落ち込んだものの、6月以降はデジタル化促進の追い風もあり、新規会員獲得数が急増し、販売額が大幅に拡大した。
上期計画の1億7200万円をすでに上回っており、業績上振れが期待される。

 トビラシステ <4441>
20年10月期第3四半期累計(19年11月-20年7月)の経常利益(非連結)は前年同期比14.4%増の3.4億円に伸びて着地。電話・SNSを用いた特殊詐欺の認知件数・被害額が高水準で推移するなか、モバイル向けを主力とする迷惑情報フィルタサービスの利用者数が増加し、24.9%の大幅増収を達成した。